アルキテク設計室は、人と建築の社会とのつながりの形を考えて建築をデザインしています。クライアントの考えや要望は、社会からの問いかけと捉え、丁寧に紐解いて設計に組み込んでいきます。そのプロセスで、これからの時代の暮らし方や社会性を、クライアントと共に考えて建築化していくことを目指します。アルキテク設計室が、多くのプロジェクトに共通して取り組むテーマとして現代的地域性があります。近代以前の日本には、多くの日本人が誇りにしている日本の文化があり、それぞれの時代の最新技術を生かしながら地域性をもつ日本の建築が生まれました。ネットワークや人口知能など高度なテクノロジーが存する現代においても、時代にふさわしい地域性のある建築とは何かを常に模索しながら、設計に取り組んでいきます。その一つの解答として、地域産の材料を生かした建築づくりに力を入れています。